受難節の祈り 3・11を覚えて
父なる神よ、
2011年3月11日、東日本を襲った大地震と大津波により、多くの人々の命が奪われました。また、多くの家や仕事場、田畑を失い、故郷を追われ、ついには住むことの出来ない地と化してしまいました。その失われた人々の魂の平安を祈ります。また、遺された方々の癒えぬ心をあなたの愛が包み込み、豊かなる慰めを願います。
福島第一原子力発電所は大津波によって電力を失い、破壊され、漏れ出した放射能によって日本は壊滅的な危機に晒されました。それはわたしたち人類がまだ経験したことがない出来事でした。これは単なる自然の災害ではなく、わたしたちの無知と無力さの証です。また科学技術に対する過信であり、高慢と怠慢の結果でした。また安全神話に惑わされた愚かさの結果でした。二度と過ちを繰り返すことがないように、謙遜に、そして謙虚に正しい道を歩むことが出来ますように導いてください。まだ終わらぬ放射能汚染や環境破壊を速やかに止め、途上にある復興や再建の道をどうか導いてください。主イエスキリストの御名によって祈ります。アーメン。